カミヤ マサコ
KAMIYA MASAKO
神谷 真子 所属 朝日大学 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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研究期間 | 2011/04~2014/03 |
研究課題 | 発現遺伝子に基づく組織の悪性度と患者免疫能評価を組み合わせた口腔癌の予後診断法 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 23592976 |
キーワード | 口腔扁平上皮癌 / 遺伝子発現 / 免疫細胞診断 / Tリンパ球 / IFN-γ / CD57 / IFN-γ / CD4+T-NK細胞 |
研究制度 | 科学研究費補助金 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 近藤信夫 |
概要 | 口腔癌患者の全身状態を把握するために、本研究では患者の抹消血を用いた免疫応答能力の測定を行い、予後診断のための指針作りを目指した。我々は先ず、OSCC患者末梢血のサイトカイン濃度を測定し、末梢血液細胞の免疫応答変化を検討し、リンパ節転移を起こしていないステージIからIIIまでの初期OSCC症例群では、患者の末梢血液細胞をLPS刺激培養して放出される、Th1サイトカインであるIFN-γ産生能が原発腫瘍の大きさに逆相関して減弱することや、リンパ節転移頻度の上昇とともにそれが上昇することを突き止めた。さらに、CD57+T細胞の比率は、OSCCの悪性化に伴って上昇することを見出した。 |