カワグチ トモノリ
KAWAGUCHI TOMONORI
川口 智則 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 内科学(朝日大学病院) 職種 准教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2012/09 |
形態種別 | 学位論文(修士) |
査読 | 査読あり |
標題 | Prior starvation mitigates acute doxorubicin cardiotoxicity through restoration of autophagy in affected cardiomyocytes |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Cardiovascular Research(2012) |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 96,pp.456-465 |
担当範囲 | 執筆 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | Tomonori Kawaguchi,Genzou Takemura,Hiromitsu Kanamori,Toshiaki Takeyama,Takatomo Watanabe,Kentaro Morishita,Atsushi Ogino,Akiko Tsujimoto,Kazuko Goto,Rumi Maruyama,Masanori Kawasaki,Atsushi Mikami,Takako Fujiwara,Hisayoshi Fujiwara, and Shinya Minatoguchi |
概要 | オートファジーの病態生理学に関する論文。オートファジーは細胞が危機的状況になった場合に、細胞死を選択しその細胞基質のエネルギーとして他の細胞の生存に役立てる機構が存在する。以前より急性のドキソルビシン心毒性において、オートファジーの関与がしめされている報告も多いがその病態生理学的な解明ではない。そこで、今回オートファジー機構を活性化する手段の一つとして確立された方法は餓死状態であるが、本研究では事前に餓死状態にした後にドキソルビシンを投与を行った。結果、事前に餓死状態にした群では、しない群に比べ心筋障害は軽減されることに注目し、病態静学的な解明として、各種シグナルを調査した。結果、AMP活性化プロテインキナーゼおよびULK1の不活性化を介して、ドキソルビシンによって損なわれている心筋オートファジーの修復およびさらなる増強が、根底にある機構であることが示唆された。 |