カサイ タダカツ   KASAI TADAKATSU
  笠井 唯克
   所属   朝日大学  歯学部 口腔病態医療学講座 口腔外科学
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 1991/12
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 An Immunohistochemical Study of the Distribution of Lysozyme, Lactoferrin, α1-Antitrypsin and α1-Antichymotrypsin in Salivary Adenoid Cystic Carcinoma
執筆形態 共著
掲載誌名 Path Res Pract
掲載区分国外
巻・号・頁 187,pp.1001-1008
担当範囲 実験、材料と方法・結果の執筆
著者・共著者 G.Chomette, M.Auriol, J.-M.Vaillant,T.Kasai, M.Niwa and M.Mori
概要 唾液腺の腺様嚢胞癌28症例についてリゾチーム(Ly)、ラクトフェリン(La)、α1-アンチトリプシン(α1-AT)、α1-アンチキモトリプシン(α1-Ach)の免疫組織化学的検索をした。Lyは1例で、Laは4例で陽性反応がみられた。LyとLaは組織型に関わらず細管構造の管腔腫瘍細胞に限局していた。α1-ATは6例で、α1-Achは17例で陽性反応を示した。篩状型の偽嚢胞の内容物質はLa、α1-AT、α1-Achに陽性反応を示した。これらが本腫陽を蛋白分解などから防いでいる事を示唆していた。