タケダ ノリユキ   TAKEDA NORIYUKI
  武田 則之
   所属   朝日大学  大学 教育職員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001
形態種別 学術書
標題 副腎偶発腫瘍
執筆形態 共著
掲載誌名 看護のための最新医学講座
掲載区分国内
出版社・発行元 中山書店
巻・号・頁 7,346-346頁
著者・共著者 武田則之
概要 CT、MRIなどの検査で偶然副腎腫瘍が発見され、かつ副腎ホルモンの過剰産生・分泌を認めないことが副腎偶発腫瘍の定義となる。しかし一般的には副腎疾患が疑われず、健康診断や他疾患の検査中に発見された副腎腫瘍の総称として用いることが多い。わが国での調査ではホルモン非産生腺腫が50.8%、コルチゾール産生腺腫10.5%, 褐色細胞腫8.5%、アルドステロン産生腺腫5.1%、骨髄脂肪腫3.4%、悪性腫瘍転移3.7%、副腎癌は1.4%などであった。良性、悪性の区別が最も重要で、また困難な問題である。腫瘍サイズ3cm以上、副腎アンドロジェン産生の程度などが参考となる。