サカモト ヒロカズ
SAKAMOTO HIROKAZU
坂元 弘一 所属 朝日大学 法学部 法学科 朝日大学 大学院 法学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要) |
標題 | 米国リミテッド・パートナーシップの租税法上の「法人」該当性 - 最高裁平成27年7月17日第二小法廷判決(民集69巻5号1253頁)を題材として |
執筆形態 | 分担執筆 |
掲載誌名 | 朝日法学論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 朝日大学法学会 |
巻・号・頁 | (第51号),197-262頁 |
総ページ数 | 66 |
概要 | 外国事業体が我が国租税法上『法人』に該当するかという租税法の基本的な問題に関して、外国私法準拠法説と内国私法準拠法説を融合しつつ、実質的には借用概念統一説に準拠した判断枠組みと我が国租税法における法人該当性に求められる性質・要素を判断要素として判示した本件の最高裁判決の判断方法は、従来の論争に一応の結論を付けたものとして評価されている。さらに、国際取引に関連して課税関係を判断する上で、私法上の法律評価が問題とされた場合の判断の方法として、一つの指針を与えたものとも解釈できるものであり、本判決は、裁判例、理論、実務はじめ各方面に大きな影響を持つものと思われ、今後の動向に引き続き配意していかなければならないと考えられる。 |