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ホシノ ユウシ
HOSHINO YUSHI
星野 雄志 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2000 |
| 形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
| 標題 | 胸郭出口症候群に対する鏡視下第1肋骨切除術 |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | 脊椎・脊髄神経手術手す支 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 2(1),60-62頁 |
| 担当範囲 | 筆頭著者 |
| 著者・共著者 | 星野雄志,平泉裕,神與市,藤巻悦夫 |
| 概要 | 16歳男.右手関節部痛が出現。その後、痛みの範囲が前腕部、肩甲部と拡大し、また痺れも伴ってきたため当科を紹介され受診.鎖骨下動脈造影では右上肢の過外転肢位で、鎖骨下動脈の肋鎖間隙部が約90%の狭搾を認めた。胸郭出口症候群と診断し、姿勢指導、薬物療法、肩甲帯周囲の筋力増強訓練等の保存療法を約6ヵ月間症状の改善がみられない為、経腋窩及び経胸腔的に内視鏡視下で第1肋骨切除術を施行した。術後より右上肢の症状が消失した。合併症として明らかな皮下気腫は認められなかった。術前陽性であった各誘発テストはいずれも陰性化し、上肢筋力、握力も徐々に回復が認められた。胸腔ドレーンは5日間留置し、ドレーン抜去後より歩行を許可した。 |