スギモト タクヤ
SUGIMOTO TAKUYA
杉本 琢哉 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 右側結腸癌によるイレウスをきたした高齢寝たきり患者の2手術例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本外科系連合学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 28(6),1029-1033頁 |
担当範囲 | 症例分析 |
著者・共著者 | 関野 考史, 杉本 琢哉, 三鴨 肇, 堀谷 喜公 |
概要 | 症例1:74歳男.寝たきりで発語なく,意思疎通不可能であった.CT,超音波検査で上行結腸癌によるイレウスを疑い,イレウス管を挿入した.術前から肺炎が存在し,右半結腸切除を施行したが,術後嚥下困難となり内視鏡的胃瘻造設術(PEG)を行った.症例2:81歳女.寝たきりで,意思疎通不可能であった.CT,超音波検査で盲腸上行結腸癌によるイレウスと診断し,右半結腸切除を施行し,術後経口摂取できずPEGを行った.2例共に胃瘻からの経管栄養は良好であり,診断にはCT,超音波検査が有用であった.右側結腸癌によるイレウスはイレウス管により減圧可能であり,高齢寝たきり患者であっても比較的安全に腸管吻合が可能である |