ウノ ミツノリ
UNO MITSUNORI
宇野 光乗 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学) 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 咬みしめによる筋疲労が調音および咀嚼運動に及ぼす影響 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本補綴歯科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 42(3),471-483頁 |
担当範囲 | 実験、データ解析、執筆 |
著者・共著者 | 宇野光乗 |
概要 | 実験的に誘起させた一過性の筋疲労が調音運動、咀嚼運動に代表される顎口腔系の機能運動にどのような影響を及ぼすのかを、また、筋疲労によつて生じた両機能運動の変動程度を検討した.1)咬みしめ前の調音運動、咀嚼運動は同一被験者による同一運動のくり返し間には、比較的高い再現性を有した。2)咀嚼運動の計測点としたオトガイでは、咬合相、開口相、閉口相いずれも、実運動量、Y値、Z値、S値の減少傾向を、そして実運動時間の延長傾向が認められた。3)咬みしめ前と比較した咬みしめ後の変動程度は、被験者ごとで調音運動のM.Vl V2と咀疇運動のM.開口相で、相関を有することが認められた。4)咬みしめ後の変動程度には両機能運動間で相関がみられたことから、顎機能診断に調音運動が応用できる可能性が示唆された。 |