タジリカ トシヒロ
TAJIRIKA TOSHIHIRO
田尻下 敏弘 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 左側閉塞性大腸癌に対する術前ステント留置がストーマ造設に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 東海ストーマ・排泄リハビリテーション研究会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 39(1),15-18頁 |
担当範囲 | 症例(臨床)担当、考察 |
著者・共著者 | 坂野 慎哉, 松橋 延壽, 高橋 孝夫, 多和田 翔, 田尻下 敏弘, 田島 ジェシー雄, 棚橋 利行, 松井 聡, 今井 寿, 田中 善宏, 山口 和也, 吉田 和弘 |
概要 | 閉塞性大腸癌に対する自己拡張型金属ステント(SEMS)は2012年から保険適用となり、近年ではSEMSにより緊急手術を回避するbridge to surgery(BTS)が普及しつつある。今回、当院でSEMSによるBTSを行った左側閉塞性大腸癌41例を対象とし、「ステント挿入成功率」「大腸癌に対する術式」「術後合併症」などについて調査した。ステント挿入成功率は100%であり、全例で良好な減圧が得られ、ステント挿入による合併症は認めなかった。大腸癌に対する術式は、一期的切除吻合を施行しストーマ造設を行わなかったものが35例(85%)、一期的切除吻合を施行しカバーリングストーマを造設したものが3例(7%)、一期的切除を施行し永久ストーマを造設したものが3例(7%)であった。術後合併症は12例(29%)に認め、内訳は縫合不全6例、腹腔内感染症2例、イレウス2例、その他2例であった。 |