オオノ ミチヤ
OHNO MICHIYA
大野 道也 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 内科学(朝日大学病院) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/01 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Efficacy and pleiotropic effects of a new HMG-CoA reductase inhibitor, Rosuvastatin, in peritoneal dialysis patients with dyslipidemia |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本透析医学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本透析医学会誌 |
巻・号・頁 | 40(9),781-787頁 |
著者・共著者 | Yoko Kato, Miho Okada, Gakuro Yoshida, Haruko Yokoyama, Hiroshi Oda, Michiya Ohno, Hiroshige Ohashi |
概要 | 血清C反応性蛋白 (CRP) 値は透析患者での心血管系合併症の独立した危険因子と考えられている. 近年, HMG-CoA還元酵素阻害薬であるスタチンは脂質異常を改善する作用を有するだけでなく, 内皮細胞機能障害の改善, 抗凝固作用, 抗炎症作用, プラークの安定化といった多面的効果を有することが報告されるようになった. Non-HDL-コレステロール (Non-HDL-C) が130mg/dL以上の28名の腹膜透析 (PD) 患者に少量のロスバスタチンカルシウム (ロスバスタチン) 1日2.5mgを24週間投与し, その服薬の継続性とともに脂質異常改善作用とロスバスタチンの有する多面的効果について検討した. ロスバスタチンはPD患者に安全に投与でき, 総コレステロール, Non-HDL-C, TGを低下させるだけでなく, CRP, Lp(a), フィブリノーゲンを減少させ, アルブミンを上昇させる効果を有することが示唆された. |