サカキバラ チサコ
SAKAKIBARA CHISAKO
榊原 千佐子 所属 朝日大学 保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(公衆衛生) 朝日大学 保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(在宅看護) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 行政と在宅介護支援センターが関与した高齢者の処遇困難事例の実態(査読付き) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 第36回日本看護学会論文集-地域看護 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 108-110頁 |
担当範囲 | データ集計、論文作成 |
著者・共著者 | 小倉千恵子,近藤あゆ子,杉本佐榮子,榊原千佐子 |
概要 | 行政が関わっている処遇困難事例や処遇状況を明らかにして予防策を考察することを目的とした。独居世帯は全体の6割でその内5割が男性だった。処遇困難事例が身体的な理由のみでなく「一人暮らし・身寄り無し」や「経済困窮」などの生活上の理由も処遇困難事例を発生させていることが推測された。高齢者問題は介護保険制度のみでの解決は不可能であり、介護保険制度の俎上に上がりにくい事例が潜在している可能性も高いことがうかがわれた。行政が地域との密接な連携が必要であり、地域に情報提供の依頼だけではなく行政職が自ら地域に出向く直接的な情報収集の必要性が高いことが示唆された。民生委員が受ける相談内容に多いのは健康問題であった。深刻な困難事例になる前に多方面からの働きかけが必要である。 |