カワグチ トモノリ
KAWAGUCHI TOMONORI
川口 智則 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 内科学(朝日大学病院) 職種 准教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Functional significance and morphological characterization of starvation-induced autophagy in the adult heart |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | The American Journal of Pathology |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 174(5),pp.1705-14 |
担当範囲 | 症例分析 |
著者・共著者 | Hiromitsu Kanamori,Genzou Takemura,Rumi Maruyama,Kazuko Goto,Akiko Tsujimoto,Atsushi Ogino,Longhu Li,Itta Kawamura,Toshiaki Takeyama,Tomonori Kawaguchi,Kenshi Nagashima,Takako Fujiwara,Hisayoshi Fujiwara,Mitsuru Seishima,and Shinya Minatoguchi |
概要 | 心臓において、飢餓誘発により行われる、オートファジーの機能的意義と形態学的特徴を解明した研究。電子顕微鏡検査にて飢餓により液滴様の空胞が細胞内にみられ、この液胞は、カテプシンD免疫陽性反応性および酸性ホスファターゼ活性に基づいてリソソームとして同定。オートファジーの阻害剤であるバフィロマイシンA1投与した時、飢餓状態(オートファジー促進)にしたとき、通常マウスとくらべ、心機能を著しく低下した。心筋細胞内には、バフィロマイシンA1で処置した飢餓状態のマウスでは、顕著に蓄積したリソソームを認め、心筋アミノ酸含量および心筋ATP含量は、心臓機能障害に潜在的に寄与したものと考えられた。今回の知見は、飢餓時の心機能の維持におけるオートファジーの重要な役割を示唆している。 |