サカキバラ チサコ   SAKAKIBARA CHISAKO
  榊原 千佐子
   所属   朝日大学  保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(公衆衛生)
   朝日大学  保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(在宅看護)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/03
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 日本における激動変革期の看護ー明治初期と第二次世界大戦後における看護の軌跡ー
執筆形態 共著
掲載誌名 愛知きわみ看護短期大学紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 (2),103-113頁
担当範囲 データ集計、論文作成
著者・共著者 田中道子,竹谷英子,榊原千佐子,岡嶋良枝
概要 本研究は、日本の近代史以降の激動変革期である明治初期と第二次世界大戦後における看護関係者の活動の軌跡を明らかにし、次世代の教育に役立てることを目的とした。明治期の女性看護師として、確たる理念を持ち看護のあり方・心得等を著し、派出看護の経営や社会的活動にと幅広く活躍した。第二次世界大戦後の改革は法制度の確立し職業人としての権限を拡張した。戦後の看護は、病院における身のまわりの世話等の看護実践や看護体制の改善により、質の高い看護サービス提供への環境が整備され始めた。G平成Q指導の下、看護関係者は、看護職の自立に向け職能団体結成に尽力し、全国の看護水準の向上と質の確保、そして政策・行政への働きかける組織力結集に努力した。先人の努力の積み重ねにより今日の看護が成立した経緯がある。先人の軌跡を辿り、看護の質の向上さらに将来の方向性について、日本の文化・歴史・自然、日本人の価値観を基盤に看護システムを構築し、社会に対する役割を果たすことが重要であることを再確認した。