エハラ ミチコ
EHARA MICHIKO
江原 道子 所属 朝日大学 歯学部 口腔病態医療学講座 口腔病理学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/07 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 焼成温度の違いによる骨補填材としての炭酸含有アパタイトの臨床的有用性の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 岐阜歯科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 45(1),35-47頁 |
総ページ数 | 13 |
著者・共著者 | 門中貴義, 田邊俊一郎, 山田尚子, 長谷川ユカ, 近藤雄三, 高橋潤, 江原道子, 永山元彦, 田沼順一, 永原國央 |
概要 | ラット大腿骨を用いた動物実験モデルにおいて焼成温度の異なる(700℃/500℃)CA顆粒を人工骨補填材料として填入し、組織学的に評価し、さらに、吸着徐放性の検討も併せて行った。実験結果では、500℃焼成と700℃焼成のCAの臨床応用を考慮すると、500℃では生体における材料吸収性が良い反面、骨形成開始や骨成熟に至る期間やCA顆粒の臨床的操作性においては700℃の方が良好であった。以上の結果から臨床応用には700℃焼成のCA顆粒に、骨吸収や骨欠損部に対する人工骨補填材料としての期待ができる。また、CA顆粒とFGF2の併用は、至適濃度等の検討が必要ではあるが、骨形成や骨成熟を促進させることが示されたことから、同様に他の成長因子の併用による有用性も期待される。 |