ホッタ マサト   HOTTA MASATO
  堀田 正人
   所属   朝日大学  大学 教育職員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 合成アパタイト光触媒を利用した漂白剤の開発と漂白効果
執筆形態 共著
掲載誌名 歯科の色彩
掲載区分国内
巻・号・頁 22(1),4-21頁
著者・共著者 野田陽子、亀水秀男、日下部修介、堀田正人
概要 色素等の有機物に吸着性が高く、可視光照射下で活性酸素を発生して強い酸化作用を示すと考えられる生体親和性に優れたリン酸カルシウム系化合物、ランタンオキシアパタイト光触媒と過酸化水素水を併用したオフィスホワイトニング剤を開発した。過酸化水素水の濃度を変化させ、アパタイト焼結体着色モデルとヒト抜去歯を用いて低濃度での過酸化水素水との漂白効果を検討した。その結果、初回の漂白処理による効果が高く、さらに、処理回数が多いほど非常に高い効果がみられることや低濃度の過酸化水素水でも漂白効果は高く、市販の二酸化チタン光触媒と 6 %過酸化水素水のオフィスホワイトニング剤より漂白効果が高かった。漂白処理後の漂白表面の表面粗さは低濃度の場合では、影響はほとんど見られないが、処理回数に伴い表面硬さは低下する傾向を示した。
ISSN 03585-0072