ヤマウチ ムツオ
YAMAUCHI MUTSUO
山内 六男 所属 朝日大学 大学 教育職員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | CT画像データによる粉末固着法三次元実体模型の臨床応用 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本口腔インプラント学会 |
巻・号・頁 | 18(2),315-323頁 |
著者・共著者 | 笠村健一朗,岡田光明, 高嶋秀隆, 勝又明敏, 内藤宗孝, 堀田康記, 山内六男 |
概要 | 乾燥下顎骨標本のCT画像データから,粉末固着法により骨を再現する実体模型を作製し,インプラント臨床応用の可能性を検討した.永久歯列を持つ乾燥下顎骨標本三体をCT撮影し,その画像データより粉末固着法造形装置により石膏およびデンプン製の実体模型を作製した.寸法計測は歯冠を指標として,完成3日後の実体模型と実物下顎骨における水平的・垂直的距離を2回計測した.その結果,距離測定誤差はいずれも十分に小さく,乾燥下顎骨標本の計測値を基準とした拡大率は石膏製で3.5%,デンプン製で3.2%実物より拡大していた.1ヵ月室温保存後,石膏製で2.5%,デンプン製で1.4%と拡大率が減少し,石膏製のほうが寸法および形態安定性で優れていた.臨床応用として,デンプン製実体模型は柔らかく加工が容易なため,インプラント埋入手術シミュレー
ションに,石膏製実体模型は手術用ステントの作製に有用であると考えられた |