ホッタ マサト
HOTTA MASATO
堀田 正人 所属 朝日大学 大学 教育職員 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Use of new scratch test and tensile test for evaluation of bond strength of self-adhesive flowable resin composite for repair of artificial tooth erosion |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Dental Material Journal |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | 日本歯科理工学会 |
巻・号・頁 | 39(3),435-443頁 |
総ページ数 | 9 |
担当範囲 | 執筆、総括 |
著者・共著者 | Murase Y, Kotake H, Kuasakabe S, Okuyama K, Tamaki Y, Hotta M. |
概要 | in vitroで人工酸蝕歯の病変部を作製し、表面を切削しない人工酸蝕歯のエナメル質と象牙質について酸蝕歯進行防止用歯面コーティング材として自己接着性フロアブルコンポジットレジンとプライマー処理後使用する試作フロアブルコンポジットレジンを応用した場合を想定して薄膜接着強度試験と引張り接着強度試験を行った。その結果、薄膜接着強度試験(スクラッチ試験)で機械的強度が大きい材料であるコンポジットレジンの接着界面の接着強度を判定することは困難であった。引張り接着強度の結果より、自己接着性フロアブルコンポジットレジン(Fusio)はエナメル質に平均7.9~9.2MPa、象牙質には1.4~2.9MPa、プライマー処理後使用する試作フロアブルコンポジットレジン(LLB)はエナメル質に平均9.8~13.7MPa、象牙質には5.8~9.4MPaであった.プライマー処理後, ボンディング処理し,使用したフロアブルコンポジットレジン(BF)はエナメル質に平均10.8~14.0MPa、象牙質には9.1~15.5MPaの接着強度であった.以上のことから, Fusioは酸蝕歯エナメル質に、LLBは酸蝕歯エナメル質、酸蝕歯象牙質両方に臨床応用できることが示唆された. |