ヤマシタ マキ
YAMASHITA MAKI
山下 真紀 所属 朝日大学 保健医療学部看護学科 小児看護学 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 成人移行期にある先天性心疾患をもつ子ども (人) の自己の生活に対する認識と行動
第2報:高校生および青年期の認識と行動 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 朝日大学保健医療学部看護学科紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (11),25-36頁 |
総ページ数 | 11 |
概要 | 成人移行期にある先天性心疾患をもつ子ども(人)の自己の生活に対する認識と行動を明らかにすることを
目的に実施した研究の第2報である.先天性心疾患をもつ子ども(人)を対象に半構造面接を行い,インタ ビュー結果を質的帰納的に分析した.成人移行第3期では,[病気に関することは一人で対応できるようにな りたい],[自立しているとは言えないが,日常生活は問題ない]などの5つのコアカテゴリーが形成された. 成人移行第4期では,[病気の理解は難しいが,療養行動は自分が主体となる],[病気に伴う困難に対処する] など4つのコアカテゴリーが形成された.一人での受診は,疾患の理解の程度や本人の思いなどを総合的にア セスメントしてすすめること,自立の目標は患児(者)と医療者で相談・共有していくこと,病気をもつ自分 を認め,将来に希望を持てるような関わりをすることが,自立を支援する看護として示唆された |