ホシノ ユウシ
HOSHINO YUSHI
星野 雄志 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 小児上腕骨顆上骨折に対する経皮的ピンニング後に生じた神経障害の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 骨折 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 31(2),371-374頁 |
担当範囲 | 症例分析,研究指導 |
著者・共著者 | 大口怜央,澤田貴稔,星野雄志,岡野市郎,近藤幹朗,栃尾秀典,川崎恵吉,宮岡英世 |
概要 | 小児上腕骨顆上骨折に対し経皮的ピンニング法を施行した90症例(平均年齢7.2歳)を対象に医原性神経障害の発生とその原因について検討した。神経障害発生率は6.7%であった。神経障害は抜釘後1~ 3ヵ月以内に改善が認められたが、尺骨神経障害の1例に後日神経剥離術を必要とした。全例、仰臥位で施行されており、骨折型、執刀医および助手の経験年数と神経障害の発生数に関してFischer検定を行ったところ、どれも有意差は認めず、神経障害の発生率は骨折型、執刀医・助手の経験年数に依存しないとの結論が得られた。したがって、経験豊かな執刀医・助手であっても常に合併症を引き起こす可能性があることを念頭に置く必要があると示唆された。 |
ISSN | 0287-2285 |