ウノ ミツノリ
UNO MITSUNORI
宇野 光乗 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学) 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | CAD/CAM応用によるチタンフルクラウンの製作 -切削工具の耐久性について- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本補綴歯科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 48(5),787-796頁 |
担当範囲 | 実験、データ解析、執筆 |
著者・共著者 | 宇野光乗,古谷昌義,倉知正和 |
概要 | CAD/CAMを応用してクラウンを作製する際の切削工具(バー)の耐用性について検討した。支台歯模型は歯頸部辺縁形態をシャンファータイプとし、両側軸面テーパー8°の金型模型を用い、CAD/CAMを使用して純チタンブロックを粗加工・仕上げ加工別に切削バーを連続使用した。完成した各10個のクラウンについて加工に要した時間と表面粗さを測定した。その結果、加工時間は粗加工・仕上げ加工ともに内面が5本目、外面が6本目以降で有意に長くなり、表面粗さは粗加工ではRaで5本目、Rmaxで6本目(p<0.05)・7本目(p<0.01)において、仕上げ加工ではRa・Rmaxともに5本目(p<0.05)、7本目(p<0.01)において有意に大きくなった。以上より、クラウンの仕上げ面の品位と適合性から同一工具による大臼歯クラウンの切削加工本数は粗加工。仕上げ加工ともに4本までで、切削総時間でいえば粗加工で約11時間、仕上げ加工で約5時間までとすることが望ましいものと考えられた. |