ハセガワ トモヤ
HASEGAWA TOMOYA
長谷川 智哉 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 歯科保存学(歯内療法学) 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/07 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 根管充塡Update2022 -明日から使える臨床ヒント- |
執筆形態 | 分担執筆 |
掲載誌名 | QUINTESSENCE PUBLISHING |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 41(7),58-79頁 |
総ページ数 | 22 |
担当範囲 | Topic3 根管充塡材料2 -歯内療法におけるバイオセラミックマテリアル- |
著者・共著者 | ◎髙井駿佑、齊藤伸和、渡邉浩章、中谷豪介、長谷川智哉、牛窪敏博 |
概要 | 歯内療法を行ううえでもっとも重要なことは,適切な検査と診断を行い,無菌的環境下で細菌感染のマネージメントを行うことである. 機械的拡大,化学的洗浄,そして根管貼薬が,細菌の減少の主たる手段となり,細菌を一定の閾値以下に減少させることで,根尖性歯周炎を治癒に導くことができる. そして,これらを行った後,根管充填により根管系の緊密な封鎖を図ることが必要となる. 従来,根管充填は「ガッタパーチャを主体とした側方加圧根管充填法がゴールドスタンダードであった.しかし,近年の歯内療法領域における技術や材料の進歩は著しく,さまざまな新しい根管充填法が報告されている. 従来の方法が決して劣っているわけではないが,知識と技術をアップデートすることは,患者,術者の両者にとって非常に価値あることであろう. 本稿は,「前編:最新の材料・方法を学ぶ」として,根管充填の目的と根管充填材料について整理したい.そして,後編で,種々の根管充填法と症例を紹介し,全2回で“現代の根管充填のコンセプト”を解説する. |