スワベ　タケシ   SUWABE TAKESHI   諏訪部　武    所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 口腔生理学    朝日大学  大学院 歯学研究科    職種   准教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	2002/12
形態種別	研究論文（学術雑誌）
査読	査読あり
標題	カエル味覚器細胞の電位依存性電流に対するNi2+の効果
執筆形態	共著
掲載誌名	日本味と匂学会誌
掲載区分	国内
巻・号・頁	9(3),523-526頁
担当範囲	実験、データ分析・解釈、執筆
著者・共著者	諏訪部武,成田欣弥,奥田-赤羽和久, 久保田稔,北田泰之
概要	カエルの味覚器のスライス標本を用いて味細胞の形態と電気的活動の同時記録を行った。形態学的にIII型に分類される味細胞のNa+電流はNi2+・イオンにより不活性化にかかる時間が大きく延長した。舌へのNaCI溶液投与針するカエル舌咽神経の応答はNi2+により増強されることが報告されていたことから、本研究によリカエルの末梢レベルでの味覚情報伝達機構ではIII型細胞がNa+刺激を受容し、舌咽神経に伝達することが示唆された。