タケダ ノリユキ   TAKEDA NORIYUKI
  武田 則之
   所属   朝日大学  大学 教育職員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1986
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 Cushing症候群における耐糖能低下発現機序に関する研究
執筆形態 共著
掲載誌名 日本内分泌学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 62,631-648頁
著者・共著者 武田則之,安田圭吾,堀谷登美子,山田浩司,今井龍幸,北田雅久,三浦清
概要 クッシング症候群における耐糖能低下の機序を51例の患者を対象に検討した。ブドウ糖負荷試験実施した47例中36例(77%)の高頻度に耐糖能低下を認めたが明らかな糖尿病の頻度は10例(21%)と比較的低かった。インスリン感受性は低下していたが、インスリン受容体のインスリン結合能は保たれていた。インスリン分泌は高度な耐糖能低下例以外では保たれていた。受容体結合以降のインスリン作用の障害が耐糖能低下の主因と考えられた。