ゲン ケイカ
GEN KEIKA
玄 景華 所属 朝日大学 大学 教育職員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1985 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 実験上皮癌におけるビタミンA酸誘導体(Ro10-9359)投与の影響に関する研究 -病理組織学的、レクチン結合性、ケラチン組織化学的ならびにミクロオートラジオグラフィーによる観察- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本口腔外科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 31(7),1639-1658頁 |
担当範囲 | 研究遂行および論文作成 |
著者・共著者 | 玄 景華 |
概要 | ビタミンA誘導体(Etretinate)を用いてマウス背部皮膚癌とハムスター頬嚢粘膜癌に対する制癌作用を病理組織学的、組織化学的およびミクロオートラジオグラフィーにより検討した。制癌効果のあった腫瘍上皮では細胞間橋が減少し細胞間隙が拡大、腫瘍細胞は剥離し一部空胞変性を認めた。ミクロオートラジオグラフィーでは銀粒子が細胞間橋と細胞表層のみに認められた。このことによりビタミンA酸誘導体は腫瘍上皮の細胞間橋と細胞表層に作用し、膜の透過性、レクチン結合性および細胞骨格に変化が生じ、その結果腫瘍細胞が崩壊するものと推測された。 |