サカキバラ チサコ   SAKAKIBARA CHISAKO
  榊原 千佐子
   所属   朝日大学  保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(公衆衛生)
   朝日大学  保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(在宅看護)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/03
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 在宅看護における創造性教育の実施とその学習効果
執筆形態 共著
掲載誌名 愛知きわみ看護短期大学紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 3,91-96頁
担当範囲 筆頭者として企画、データ集計、論文作成
著者・共著者 榊原千佐子,石井成郎,須賀京子,白井裕子,百合純子,内村祥子,岡嶋良枝,水野正延
概要 看護実践における創造性を育成することを目的としたプロジェクト形成の授業実践を行った。学生は療養者のための自助具を考察し、グループで製作に取り組みロールプレイを通して疑似療養場面を体験し、自助具の評価・改善を行い、最後にグループ活動を振り返って評価するリフレクションを実施した。ものづくりの体験を題材とした創造性教育は本実践の特色であり、看護演習科目においてはあまり取り組まれてこなかった授業のデザインである。学習者の提出記録から長期にわたる一連の創造活動のサイクル全体を通して意識・態度を主体的に学習したことが報告された。製作過程を逐次記録し、自助具の自己評価・他者からの評価と改善を繰り返した経験を通して、看護実践場面で何をどのようにすれば療養者の生活の支援になるかと常に考える必要性を認識していた。ロールプレイおよびリフレクション体験を通して生活場面を詳細に捉える重要性を深く理解していた。学生の変化がすべてこの授業の成果であるとは言い切れないが、学生の意識や態度の変化は本授業の影響が大きいことが推察される。