ウノ ミツノリ
UNO MITSUNORI
宇野 光乗 所属 朝日大学 歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(固定性義歯学) 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 偏側咀嚼習慣が下顎機能と顔面形態に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 岐阜歯科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 35(3),159-170頁 |
担当範囲 | 実験,結果の検討,分担執筆 |
著者・共著者 | 市川淳一郎,宇野光乗,石神 元,倉知正和 |
概要 | 偏側咀嚼習慣の程度の違いが顔面形態差と左右的顎機能差(咀嚼能率,咬合接触面積)とに及ぼす影響について比較的若い年齢(24.2歳±0.9)を対象とし検討したところ,以下の結論を得た.1.習慣側が確定している者(明確群)の習慣側は,対側に比べ顔面の幅,長径が大きい,膨らみは少なく,咀嚼能率が高く,咬合接触面積が大きく,左右差が大きい.習慣側が確定していない者(不明確群)は,顔面形態,咀嚼能率は明確群と同傾向,左右差は少ない.咬合接触面積は小さい.2.明確群の内,偏側咀嚼習慣の程度が高い(LI値±3,4,5)者は,顔面形態と咀嚼能率,接触面積との間で高い相関関係(r=0.76)が認められた.3.以上から,偏側咀嚼習慣の程度が顕著な者は,若い年齢でも,咀嚼能率,咬合接触面積,そして顔面形態を左右的非対称とさせることが示唆された. |