ヒラタ ハヤト   HIRATA HAYATO
  平田 勇人
   所属   朝日大学  法学部 法学科
   朝日大学  大学院 法学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1985/12
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 哲学の基本的問題と実定法の関わり
執筆形態 単著
掲載誌名 上戸学園女子短期大学紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 (15),35-40頁
著者・共著者 平田勇人
概要 法律関係における信義誠実の原則(信義則)は、民法1条2項等で明文化されている。信義則は、ある意味では法と道徳の接点ともいえる。信義則を個別的法命題に類型化する議論と、メタ法価値論とを照らし合わせて考察すると、異論の余地のない原理からの演繹か、経験に基づく帰納かのいずれかによらない推論は、主観的で恣意的と見る見方が強く働いている点を指摘した。そして、訴訟法レヴェルにおける研究方法と規範的法価値論・メタ法価値論との相関関係を明らかにした(35~40頁所収)。