サカキバラ チサコ
SAKAKIBARA CHISAKO
榊原 千佐子 所属 朝日大学 保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(公衆衛生) 朝日大学 保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(在宅看護) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 介護保険制度開始後の行政機関が関わる事例の類型化とその役割の研究(査読付き) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 保健師ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 63,1012-1017頁 |
担当範囲 | データ集計、論文作成 |
著者・共著者 | 小倉千恵子,榊原千佐子,近藤あゆ子,杉本佐榮子 |
概要 | 保健福祉行政が関わる困難事例を分析し、事例の類型化,把握方法,処遇内容,処遇結果,連携機関の状況などを明らかにした。困難事例の6割が認定を受けておらず,独居や認知症などの精神障害や身体・知的障害者が多く,地域社会から孤立しがちで顕在化しにくい状態にあった。保健福祉の協働と地域住民による見守り支援が在宅継続を可能にしていた。独居の家庭訪問を実施している民生委員や医療機関、生活保護担当から、独居の情報を早期に保健所または支援センターに届くシステムが必要と強く示唆された。困難事例になる前の早期状態であれば介護予防や自立支援機能のある保健所や支援センターが継続的に関わりやすいことが考えられた。在宅の困難事例の処遇では介護支援事業所の介護支援専門員との連絡が最多で、介護支援専門員に対して処遇困難事例への期待が高いことが推察される。 |