スギモト タクヤ   SUGIMOTO TAKUYA
  杉本 琢哉
   所属   朝日大学  歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院)
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/04
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 ブプレノルフィン持続皮下注入法による術後疼痛管理の有用性
執筆形態 共著
掲載誌名 日本臨床外科学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 68(4),812-816頁
担当範囲 症例分析
著者・共著者 飯田 豊, 片桐 義文, 杉本琢哉
概要 鎮痛効果,補助鎮痛薬使用回数,ガス排泄までの日数は両群間に有意差を認めなかった.膀胱内留置バルーン抜去までの日数はBu皮下注群で有意に短かった.帰室時PaCO2はMo硬膜外注群で有意に高かった.Bu皮下注群でみられた副作用は投与中止により速やかに軽快した.手術部位別に検討すると,上腹部手術群においては,Mo硬膜外注群がBu皮下注群より有意に鎮痛効果が良好であったが,ガス排泄までの日数はMo硬膜外注群で有意に長かった.下腹部手術群においては,Mo硬膜外注群の帰室時PaCO2が有意に高かった.Bu持続皮下注入は手技的にも簡便で安全であり,呼吸抑制も少ないため有用な術後疼痛管理法である.