オカムラ キヌヨ
OKAMURA KINUYO
岡村 絹代 所属 朝日大学 保健医療学部看護学科 老年看護学 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 20歳代勤労女性の子宮頸がん検診受診行動と関連要因の検討(査読付き) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 四国公衆衛生学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 58(1),152-159頁 |
担当範囲 | 調査の計画、実施、データ収集・分析、執筆 |
著者・共著者 | 岡村絹代、中越利佳、則松良明 |
概要 | 中・四国地区の企業17社の20歳代の222名に対し自記式質問紙調査を行い、子宮頸がん検診受診行動ステージとその関連要因の分析を行った。検診受診経験者は41,0%で、正しい知識の習得と活用が不十分であった。学歴、職業、労働形態は検診受診行動には関連がなく、パートナーや子どもの存在、婦人科受診経験は、検診受診行動の促進要因であった。知識と予防医療に対する意識は低く、それらを補う従来の啓発活動も効果的ではなかった。20歳代女性にとつての検診とは、身体に異常を感じてから起こす行動であった。自治体や検診機関の柔軟な対応と工夫による検診受診環境の整備と、男性も含めた学童期からの一貫した予防教育の構築の必要性を示唆した。 |