スギモト タクヤ   SUGIMOTO TAKUYA
  杉本 琢哉
   所属   朝日大学  歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院)
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/04
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 痔核について
執筆形態 共著
掲載誌名 羽島市民病院紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 (20),124-130頁
担当範囲 症例分析、執筆
著者・共著者 杉本 琢哉, 東 敏弥, 辻本 浩人, 山田 卓也
概要 当院では内痔核の新しい治療法を導入し、従来からの方法と組み合わせて、患者様に痛みや負担の少ない治療を行っています。
硬化療法(ジオン注)
主に入院で行う内痔核の新しい硬化療法です。4段階注射法という特殊な方法で痔核に注射を行い、硬化、退縮させるものです。傷跡がないため術後の痛みが少ないメリットがありますが、外痔核には効果がなく、内痔核でも状態によっては施行できない事があります。
PPH法
内痔核、直腸脱などに効果のある新しい手術法です。特殊な器械で直腸を環状に切除、吻合し、痔動脈の結紮切除と直腸粘膜の切除、つりあげを同時に行います。肛門の内側での手術になるため痛みがすくなく、早期の退院が期待されます。
結紮切除術
従来行われている手術療法です。腰椎麻酔をかけ、痔核に流れ込む動脈を遮断して痔核を切除します。陥頓痔核、外痔核など、ほかの療法が施行できない場合も行うことができます。