サカキバラ チサコ
SAKAKIBARA CHISAKO
榊原 千佐子 所属 朝日大学 保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(公衆衛生) 朝日大学 保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(在宅看護) 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 在宅高齢者の症状に対する重い-症状を訴え続けていた1事例の検討- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北海道文教大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (36),13-22頁 |
担当範囲 | データ集計、論文作成 |
著者・共著者 | 高岡哲子,矢野麗子,榊原千佐子 |
概要 | 本研究の目的は、80歳代の在宅高齢者の1事例が有している症状に対する思いから、症状を訴え続けた意味を明らかにし、看護的示唆を得ることである。この結果、6つのテーマ群が抽出された。本事例にとっての症状は、人に頼らず生活できるかどうかの指標となることを意味していた。また、本事例が症状を訴え続けた意味は、わかってもらえる安心感を持つこと、そして症状が増悪し人に迷惑をかけることを予防しようとする対処行動であることが示唆された。高齢者が訴える症状の意味をアセスメントし高齢者の在宅生活でのニーズとして捉え、生活援助に対する具体的援助方法が求められていることを確認できた。 |