ショウジ ナオト
SHOJI NAOTO
庄司 直人 所属 朝日大学 保健医療学部健康スポーツ科学科 健康体力科学 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 超急性期災害医療レジリエンス・トレーニングのスポーツへの応用可能性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 人間工学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本人間工学会 |
巻・号・頁 | 58(2),61-66頁 |
総ページ数 | 6 |
担当範囲 | コンセプチュアリゼーション、データ分析、インベスティゲーション、バリデーション、プロジェクト管理、執筆 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 庄司直人, 榎原 毅 |
概要 | 超急性期災害医療レジリエンス・トレーニングがスポーツ領域に応用可能か検討した。参加者は25名のスポーツまたは看護を専攻する大学生であり、超急性期災害医療レジリエンス・トレーニング「宝さがし」のトライアルに参加した。1度目は12名が参加し、「宝さがし」のゲームの場が集団の有効性を反映する場になるか集団有効性尺度、集団プロセスの成熟度尺度を用い検討した。2度目は13名が参加し、Web調査の自由回答をもとに「宝さがし」がスポーツチームのトレーニングに応用可能か検討した。「宝さがし」で高いパフォーマンスを発揮したチームは、目標の共有、感情の表明、リーダーシップ、意思決定プロセス、信頼、フィードバックを得るメカニズム、協力体制、明快なコミュニケーションでより高く自己評価していた。そして、チームワークで勝利を目指すスポーツへの応用性が示唆された。災害対応とスポーツは、時々刻々と変化する状況を常に把握し、情報を最大限活用して次のアクションを導くというプロセスに共通する点があり、高得点を獲得するための戦略をチームで試行・トレーニングする「宝さがし」プログラムはスポーツ領域にも有用と考えられた。 |
DOI | https://doi.org/10.5100/jje.58.61 |
ISSN | 0549-4974 |
researchmap用URL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje/58/2/58_61/_pdf/-char/ja |