ショウジ ナオト
SHOJI NAOTO
庄司 直人 所属 朝日大学 保健医療学部健康スポーツ科学科 健康体力科学 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | バレーボールにおける指導者のストロークと選手の達成動機 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 朝日大学保健医療学部健康スポーツ科学科紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 朝日大学保健医療学部健康スポーツ科学科 |
巻・号・頁 | (5),21-29頁 |
総ページ数 | 9 |
担当範囲 | コンセプチュアリゼーション、データ分析、インベスティゲーション、バリデーション、プロジェクト管理、執筆 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 庄司直人, 砂川宝樹 |
概要 | 本研究は、過去の指導者のストロークが大学バレーボール選手の達成動機に影響を与えるかどうかを検討することを目的とした。研究デザインは横断研究であった。参加者は大学バレーボール経験者33名である。アウトカムはバレーボール成績の代理指標としての達成動機であり、ファクターは高校までに受けた指導者のポジティブ・ストロークとネガティブ・ストロークであった。収集されたデータは重回帰分析で分析された。その結果、達成動機のうち「挑戦動機」は、過去の指導者による「顕示ストローク」によって予測されることが示された(Adjusted R2=.72、F=81.85、p<.000)。一方、「生理的苦痛を伴うネガティブ・ストローク受容傾向」が挑戦同期にネガティブな影響を及ぼすことが示唆された(Adjusted R2=.26、F=12.33、p<.001)。これらの結果から、指導者のストロークが選手に及ぼす影響が実証的に示された。また、ハラスメントにつながる可能性のあるネガティブストロークは、選手の将来の達成意欲にマイナスの影響を与えることが示され、誠実さを追求することの意義を示すことに寄与すると考えられた。 |
ISSN | 2433-8044 |
researchmap用URL | https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=13861&file_id=97&file_no=1 |