サクラキ シンイチ
SAKURAKI SHINICHI
櫻木 晋一 所属 朝日大学 経営学部 経営学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 「貨幣考古学」から見た中近世移行期 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 歴史学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 績文堂出版 |
巻・号・頁 | (988),29-38頁 |
総ページ数 | 66 |
概要 | 本稿は文献史料をした歴史研究ではなく、モノ資料としての貨幣を研究対象とする「貨幣考古学」の立場から、日本の中近世移行期における貨幣そのものや、その製造法や使用法について考察する。貨幣の製造技術面については、粘土から砂型への鋳型の材質変化、灰吹法という精錬技術が使用された証拠を考古資料から示す。また、銭貨の流通実態とその流通圏の形成(=通貨のすみ分け)、銭貨を束ねた緡銭や金銀貨の切遣いなど流通形態の変化、銭貨の金属組成分析とその値の変化、鉛同位体比分析などに焦点を絞って、文化財科学を中心としたこれまでの研究成果を紹介し、まとめたものである。 |