スギモト タクヤ
SUGIMOTO TAKUYA
杉本 琢哉 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 長期保存的治療後に低位前方切除術を施行するも再発した直腸粘膜脱症候群の1例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本外科系連合学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 45(3),250-256頁 |
担当範囲 | 症例分析 |
著者・共著者 | 前田 健一, 田中 千弘, 國枝 克行, 河合 雅彦, 長尾 成敏, 仁田 豊生, 杉本 琢哉, 小森 充嗣, 浅井 竜一, 林 弘賢 |
概要 | 症例は66歳の女性で,10年以上前に便秘の原因検索で直腸粘膜脱症候群(mucosal prolapse syndrome;以下MPS)と診断され,保存的治療を施行してきた.しかし,徐々に隆起性病変が増大し直腸の狭窄が悪化したため,手術適応と判断した.繰り返し施行した生検では悪性所見は認められなかったが,腫瘍マーカーも基準値を超えており,直腸癌の合併が否定できず病変切除が必要と判断した.低位前方切除術(low anterior resection;以下LAR)を施行し,また虚血性腸炎の既往もあるため,縫合不全を懸念し回腸人工肛門造設術も施行した. |