スギモト タクヤ
SUGIMOTO TAKUYA
杉本 琢哉 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 外科学(朝日大学病院) 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 遠隔期再発胆道癌再切除の4例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 胆道 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 18(1),42-46頁 |
担当範囲 | 症例分析 |
著者・共著者 | 村瀬 勝俊, 島本 強, 近藤 哲矢, 杉本 琢哉, 尾関 豊 |
概要 | 1996年12月から2003年10月までに切除した遠隔期の再発胆道癌4例を,臨床病理学的に検討した.胆嚢癌3例,胆管癌1例であった.初回手術から再発までの期間は5年1ヵ月から6年7ヵ月であった.再発時の症状は胆嚢癌の3例はすべて黄疸,胆管癌の1例は胆管炎による発熱であった.再手術々式は胆嚢癌の3例に膵頭十二指腸切除を行い,うち2例に門脈合併切除,1例に下大静脈合併切除を併施した.胆管癌の1例は肝拡大右葉切除,左肝管空腸吻合術を施行し,肝転移再発と考えて肝動注用リザーバーを留置した.4例中3例に切除断端に癌の遺残が疑われたため,術後放射線照射を行った.再発形式は胆嚢癌が,それぞれリンパ節転移胆嚢管断端の遺残,神経浸潤と考えられ,胆管癌では肝側胆管断端の遺残であった.転帰は1例に肝転移を認めている。も,再手術後1年4ヵ月から6年8ヵ月の経過で全例が生存中である。 |