ショウジ ナオト
SHOJI NAOTO
庄司 直人 所属 朝日大学 保健医療学部健康スポーツ科学科 健康体力科学 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 近未来的社会課題解決に向けたリーダーシップ研究の必要性 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人間工学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 人間工学会 |
巻・号・頁 | 60(2),83-88頁 |
総ページ数 | 6 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 庄司直人 |
概要 | 本稿では,科学と実践の相補的実行を特徴の一つとするユニークな学問である人間工学において,社会実装や社会課題解決に向けたプロセスを,人々に大きな変化を受け入れさせ,人々のみならず組織や社会を適応させていくアダプティブ・リーダーシップのプロセスそのものとして捉えるという新たな視点を示した.社会課題解決のプロセスを丁寧に記述するリーダーシップの事例的研究が必要であることを主張した.人間工学は社会課題の解決を目指し,科学と実践の相補的実行を志向する特徴を持つが,社会課題の解決を果たすことは,重大な課題が解決され新たな生活様式へと移行した新しい未来を実現することであることを示した.その上で,未来をつくる過程でどのようにステークホルダー間の機微を乗り越えたのかを記述することが必要であることを述べた.また,社会課題解決のプロセスに着目した人間工学的なリーダーシップを再定義することができれば,アカデミアと実務家の接続を容易にし,科学と実践の相補的実行をさらに拡大することができることを論じた. |
DOI | doi.org/10.5100/jje.60.83 |
researchmap用URL | https://doi.org/10.5100/jje.60.83 |