ミヤオ モトノブ
MIYAO MOTONOBU
都尾 元宣 所属 朝日大学 大学 教育職員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 粘膜調整材の粘弾性ヘの咀嚼圧の影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岐阜歯科学会 |
担当範囲 | 論文指導 |
著者・共著者 | 岸井次郎,大谷隆-郎,瀧田史子,苦瓜明彦,堀正俊,東野嘉文,山内六男,都尾元宣 |
概要 | 咀嚼圧による粘膜調整材の粘弾性への影響についで検討した.実験には先の研究から粘膜調整材の代表的性質を有する2種を用いた.試料を縦30.0mm×横30.0mm×厚さ2.0mmのアクリル板上にL0mmの厚さで貼り合わせた試料とした.この試料に定荷重圧縮試験器にて3kgの荷重を15分間,45分間,105分間および210分間かけ,荷重に対する影響をゴム硬さ,応力緩和から検討したその結果,Coe. comfortでは荷重時間によりゴム硬さは変化し,応力緩和の大きさも荷重時間により増減した.これに対してSoft‐Linerは,ゴム硬さは荷重時間によらず一定であり,応力緩和の大きさは増加する傾向であった.以上の結果から,Coe‐comfortでは初期には大きな咀嚼圧を負荷しないように食事内容の指導を行う必要があるが,Soft-Linerでは特に使用初期から通常の食事内容でも構わないことが示唆された. |