コバタケ シンジ
KOBATAKE SHINJI
小畠 信史 所属 朝日大学 経営学部 経営学科 朝日大学 大学院 経営学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 有休休暇引当金の普及が与えるインパクト(1) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 経営論集(朝日大学経営学会) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 朝日大学経営学会 |
巻・号・頁 | 39,1-22頁 |
総ページ数 | 22 |
概要 | 世界の二大会計基準と称される米国基準とIFRSは、有給休暇引当金を規定している。それにもかかわらず、わが国にあって、この引当金は、ひろく認知されていない。
本稿では、有給休暇引当金について、日本の有給休暇の取得率・活用状況、米国基準およびIFRSの規定などを考察した上で、有価証券報告書提出会社を対象とした実態調査を行い、これらをふまえて、注解18と米国基準およびIFRS規定との適合性、この引当金の普及が日本の会計実務・労働慣行等に与えるインパクトなどを検討した。その結果、わが国の企業が有給休暇引当金を設定した際のインパクトは量的にも質的にも看過しがたいものであり、この引当金の普及が “ワークライフバランス”、 “働き方改革”、“日本経済再生” などの実現へ寄与する可能性があることが示唆された。((1)・(2)共通) |