タケダ ノリユキ
TAKEDA NORIYUKI
武田 則之 所属 朝日大学 大学 教育職員 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | グルココルチコイド過剰症と糖代謝異常 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 48(増刊),665-671頁 |
著者・共著者 | 武田則之,安田圭吾,三浦清 |
概要 | グルココルチコイド(GC)長期投与時や慢性内因性GC過剰のクッシング症候群ではしばしば糖代謝異常がみられる。GCは肝で糖新生を促進し、筋や脂肪組織でブドウ糖の取り込みや利用を阻害し、脂肪組織での脂肪分解や筋蛋白分解促進するなど、インスリン拮抗作用を発揮する。膵インスリン分泌を抑制する。これらの作用により糖代謝異常を招く。インスリン受容体とインスリン結合以降の情報伝達過程を障害してインスリン抵抗性を来す。GC投与に伴う糖尿病は投与開始後数カ月以内に発症することが多く、GC投与量や糖尿病家族歴の有無、年齢などが発症と関連する。 |