タケダ ノリユキ
TAKEDA NORIYUKI
武田 則之 所属 朝日大学 大学 教育職員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/05 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 各種病態時におけるステロイド療法、糖尿病 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 臨床各科でのステロイド薬の使い方 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 永井書店 |
巻・号・頁 | 217-225頁 |
著者・共著者 | 武田則之 |
概要 | 副腎皮質ホルモンがブドウ糖代謝に与える効果はグリコーゲン合成系、グリコーゲン分解系、解糖系、TCAサイクルおよび糖新生系に分けると理解しやすい。グリコーゲン合成は直接には抑制し、グリコーゲン分解は促進する。解糖系やTCAサイクルには阻害的に作用し、糖新生系には促進的に働く。さらにインスリンの作用機構には障害的に作用し、インスリン分泌を抑制する。同剤投与により発症する糖尿病の頻度は6-25%であり、投与開始4か月以内に80%が発症する。糖尿病の治療には半数以上の例で経口血糖降下剤やインスリンが必要である。 |