オオノ ミチヤ
OHNO MICHIYA
大野 道也 所属 朝日大学 歯学部 総合医科学講座 内科学(朝日大学病院) 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 溢水状態により緊急血液透析導入に至った症例の導入初期の心機能変化 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 第29回岐阜県透析研究会 |
掲載区分 | 国内 |
著者・共著者 | 太野道也 |
概要 | 【背景・目的】慢性腎不全患者において急性肺水腫のため、緊急透析導入となることがある。その際、透析不均衡を避けて溢水状態改善のため、HD(血液透析)とECUM(限外濾過)を併用して除水され、その後、徐々にHDの時間を増やしていく。透析導入初期の左心機能の変化を評価した。【対象と方法】呼吸困難を主訴に、画像上、肺うっ血、胸水を認め、透析導入直前に心臓超音波検査(UCG)を施行できた7例(平均年齢52歳)。ECUM1-1.5時間+HD2時間の3-3.5時間で計2-2.5Lの除水を行い、透析後にUCGを再度施行。導入2回目以降は、呼吸状態により、ECUMを併用するも、導入3-4回以降はHD3~4時間のみに移行し、血圧の変化をみながら除水した。導入後、8回透析後に再々度UCGを施行。 |