タケダ ノリユキ
TAKEDA NORIYUKI
武田 則之 所属 朝日大学 大学 教育職員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1993/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | やせ 内分泌機能異常に伴うもの褐色細胞腫 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医学と薬学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 29,37-44頁 |
著者・共著者 | 武田則之,安田圭吾 |
概要 | 褐色細胞腫患者の約半数でやせがみられる。褐色細胞腫ではカテコラミン分泌が亢進しており、カテコラミンによりエネルギー代謝が促進されると考えられる。褐色細胞腫患者ではしばしば基礎代謝率が亢進していることはよく知られている。褐色細胞腫患者でのエネルギー代謝の亢進と関連する興味深い事実として褐色細胞腫患者での褐色脂肪組織の発達があげられる。褐色脂肪組織は哺乳類の重要なエネルギー代謝の調節組織として注目されているが、通常成人では退化してほとんど認められない。一方、褐色細胞腫患者では腫瘍周囲や腎周囲に褐色脂肪組織の発達が認められており、本症でのエネルギー代謝の亢進との関連が推定される。 |