サカキバラ チサコ   SAKAKIBARA CHISAKO
  榊原 千佐子
   所属   朝日大学  保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(公衆衛生)
   朝日大学  保健医療学部看護学科 公衆衛生看護学(在宅看護)
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/03
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 保健師専門職業能力と自己評価
執筆形態 共著
掲載誌名 愛知きわみ看護短期大学紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 1,89-93頁
担当範囲 筆頭者として企画、データ集計、論文作成
著者・共著者 榊原千佐子,片岡泉
概要 行政で勤務する保健師の役割は、直接的な看護技術の提供から、問題解決のために調整・施策へと変化している。保健師の活動指標に示されている「施策」に対して、保健師自身がどのように評価しているか明らかにする目的で調査を行った。対象はN地域の市町村保健師で、自記式アンケートによる郵送調査を行った。調査内容は、専門職業能力に関する自己評価と研修会の受講状況についてであった。その結果、保健師の専門職業能力の自己評価は、保健師の経験年数と共に評価値が高くなった。看護アセスメント領域の「生活者の視点をもっている」項目では、経験年数6年以上で一定の段階に達成した。分析・研究領域では、経験年数との関連は認められなかった。経験年数は11年から15年の保健師の自己評価値では、6年から10年の保健師よりも。看護アセスメント領域で低い項目があった。保健師の専門職業能力は経験年数と共に発達するが、保健師のライフスタイルを考慮した研修体制の検討が必要と示唆された。