タケウチ アヤ
TAKEUCHI AYA
竹内 綾 所属 朝日大学 歯学部 口腔構造機能発育学講座 歯科矯正学 朝日大学 大学院 歯学研究科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 軟骨石灰化不全ラットにおける頭蓋底軟骨結合の形態学的ならびに分子生物学的検索 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 岐阜歯科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 46(1),27-39頁 |
担当範囲 | 実験計画の立案、実験、および原稿作成 |
著者・共著者 | 竹内綾,永山元彦,北井則行 |
概要 | SDラットから自然発生する軟骨石灰化不全(CCI)ラットの頭蓋底軟骨結合に着目し、SDラットとCCIラットを形態学的ならびに分子生物学的に比較検討した.マイクロCT画像,Hematoxyline・Eosin染色,Safranin O Fast Green染色において、軟骨幅の増大が認められた.また,BrdU免疫染色において、軟骨細胞の過剰増殖が認められた.軟骨細胞の増殖に関連するIhh mRNAとGli mRNAの相対的定量解析とin situ hybridizatioにおいて,Gli1 mRNAの過剰発現と分布異常が認められた.軟骨細胞のアポトーシスに関連するDMP1 mRNAのISHにおいて、肥大層軟骨細胞で発現の減少が認められた.以上から,CCIラットの形態異常は軟骨細胞の過剰増殖と肥大層軟骨細胞の未成熟によるもので、その発症機序には、Gli1 mRNAとDMP1 mRNAの発現と分布異常が関係している可能性が考えられた. |