シモジョウ ヨシアキ   SHIMOJOU YOSHIAKI
  下條 芳明
   所属   朝日大学  法学部 法学科
   朝日大学  大学院 法学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/05
形態種別 一般書・啓蒙書
標題 『スウェーデンを知るための60章』(初版第1刷)(明石書店)
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 明石書店
巻・号・頁 155-158頁、211-215頁頁
総ページ数 9頁
著者・共著者 村井誠人(編著者)、上倉あゆ子、石原俊時、今村労、入江幸二、岡部昌幸、岡本健志、オルドルンド・タズコ、兼松麻紀子、小池克憲、小松弘、小森宏美、是永かな子、斎木伸生、早乙女律子、佐藤睦朗、清水育男、清水謙、下條芳明、菅原邦城、高橋美恵子、滝川真理子、竹本統夫、谷澤毅、玉生謙一、中島瑞枝、中丸禎子、根本聡、ヒースマン姿子、古谷大輔、古谷能子、山川亜古、山崎陽子、吉武信彦、吉村博明、リデーン光代、渡辺博明
概要 本書は、明石書店よりエリア・スタディーズ75として、村井誠人教授(早稲田大学名誉教授、北欧史)の編集により、スウェーデンの歴史・地理・政治・経済・社会・文化を網羅した入門書である。第23章「バーナドット王家の創設―現スウェーデン王室の始まり」(155~158頁)および第32章「スウェーデン憲法史における君主制―選挙王制から象徴君主制までの展開」(211~215頁)を担当した。前者は、現在のスウェ―デン王室であるバーナドット王家は19世紀初めに起源を持ち、初代国王カール14世ヨーハンはナポレオン配下のフランス将軍であったが、そうしたスウェーデン王室創設の経緯を当時の複雑な国際状況との関連で解説した。また後者では、古代のヴァイキング王国時代から中世までの選挙君主制に始まり、絶対君主制、立憲君主制、議会主義的君主制を経て、現行の1974年憲法の象徴君主制に至るスウェーデン君主制の発展の経緯をたどり、現行憲法における象徴君主制の構造的な特徴を解説した。