ハタ ウタコ   HATA UTAKO
  羽田 詩子
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科補綴学(全部床義歯学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 上顎左側中切歯の変色をラミネートベニヤにより修復した症例
執筆形態 単著
掲載誌名 日本歯科審美学会
掲載区分国内
著者・共著者 羽田詩子
概要 歯科臨床において,材料および接着技術の発展によりポーセレンラミネートベニヤ修復が確立され,前歯の審美修復に用いられている.歯冠修復にとって重要な色調,形態および力学的な要素を考慮したうえで,ポーセレンラミネートベニヤの適応症について整理するとき,①色調改善が他の手段で可能か,②歯質の実質欠損があるか,③歯の形態修正を必要とするか,という3つの判断が臨床的に重要であると考えられる.
 今回は,上顎左側中切歯の変色をラミネートベニヤにより修復した症例について報告する.
 症例から得た結論.
 ホワイトニングは診査・診断を的確に行い,その目的を明確にすることが重要である.
 ポーセレンラミネートベニヤ修復において,診査・診断・診断用ワックスアップおよびモックアップは大変重要であり,それは審美的にも機能的にも確定的診断・設計へとステップを進めていくうえで不可欠である.