カワノ サトシ   KAWANO SATOSHI
  河野 哲
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科保存学(歯内療法学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2009/09
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 The Development of Carbonate-containing Apatite/Collagen Composite for Osteoconductive Apical Barrier Material
執筆形態 共著
掲載誌名 Journal of Endodontics
掲載区分国外
巻・号・頁 34(9),pp.1096-1100
担当範囲 実験
著者・共著者 Yoshihiro TAKENAKA, Mayumi IIJIMA, Satoshi KAWANO, Yasumitsu AKITA, Takakazu YOSHIDA, Yutaka DOI, Ichiro SEKINE
概要 コラーゲンゲルを再線維化後、架橋し、βーグリセロリン酸カルシウム溶液に浸漬すると、アパタイト-コラーゲン複合体が作製できる。この複合体は、生体親和性が良く、また、骨組織を良好に伝導することが知られており、骨補填材として臨床応用が期待されている。そこで今回は、製作方法を変化させ、アパタイト-コラーゲン複合体を綿様に加工したものを用いることにより、骨置換材として応用しやすい形態とし、実体顕微鏡、SEM、熱重量分析、X線回折を調べた結果、コラーゲンの形状は細線維状になり、その上にアパタイトが沈着し、やがては綿状となった。SEMにおいてはコラーゲン線維上にナノメーターサイズの顆粒が析出し、経時的に増加した。熱重量分析では反応2日の間で急増し、X線回折より析出相はアパタイトであることが同定できた。