タナカ マサシ   TANAKA MASASHI
  田中 雅士
   所属   朝日大学  歯学部 口腔機能修復学講座 歯科保存学(歯内療法学)
   朝日大学  大学院 歯学研究科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/02
形態種別 研究論文 
標題 新型コロナウイルス感染症蔓延下におけるマイクロスコープ実習の評価
執筆形態 共著
掲載誌名 日本歯科保存学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 65(1),56-63頁
著者・共著者 ◎木方一貴,田中雅士,宮本侑果,赤堀裕樹,横川大輔,堺 ちなみ,長谷川智哉,和仁 護 冨田昌嗣,武田進平,瀧谷佳晃,永山元彦,河野 哲
概要 2020 年度とグループ学修を取り入れた 2019 年度の実習開始時の焦点調整時間は,有意差を認めなかった.一方,2020 年度のセルフトレーニング後の焦点調整時間は,2019 年度のグループトレーニング後の焦点調整時間と比較して有意に長かった.個人学修ではインストラクターからの情報のインプットのみであるのに対して,グループ学修では学生間での活発なコミュニケーションにより,インプットとアウトプットの両者が存在し知識の定着に繋がったことや,学生間での操作方法の相互確認が可能であったことが影響し たと考える.本研究の結果では焦点調整時間において差を認めたが,これは個人学修が劣ると結論づけるものではなく,グループ学修を単純に個人学修に置き換えるだけでは,個人学修での効果が最大限得られないことを示唆しており,新しい生活様式のなかで対応できる学修方法のさらなる創意工夫が必要と考える.